歴史を感じさせる力強さと不思議な空間
庭木にはとても表現できない存在感
山梨県の軍刀利神社に鎮座する巨木「カツラ」
神社の鳥居をくぐり、長い階段を頑張って登ってしばらく山道を歩いていくと
見えてくるこの巨木が「カツラ」の木です。
以前研修で先生から教えていただいた自分だけの「マイツリー」を持つ、という
考え方にすごく憧れて、自分でも何か見つけたい!と思っていました。
自分でいける範囲の場所から探索を開始して、最初は巨木を見るだけでも「おぉ!」
と感激していたのですが、その中でも飛びぬけて大きな衝撃を受けたNo.1ツリーが
この軍刀利神社のカツラです。
樹木好きがこういう方向に行くのは当然といえば当然なのかもしれませんが、今まで
行きついていませんでした。
この巨木をめぐる活動を5年くらい前からゆる~く開始してからは、旅行をするたびに
その当たりの巨木を見に行く、という楽しみも増えました。あえて巨木を見るために
旅行を計画する、なんてことも。。。
神社の鳥居をくぐってこの長い階段を上っていきます。
足腰の悪い方には少しきついかと思いますが、少し回り道をするとスロープを上っていくことも
出来ます。ただ、スロープもさすがに勾配がきついです。。。
春の状態はこんな感じです。
新芽が出てきて生命力が漲っています。
このカツラは、山梨県の指定天然記念物になっていて、「水の木」と呼ばれるように、
根元から冷たい水が湧き出ています。この大木を眺めながら、湧き水の音を聞くのもまた最高です。
推定樹齢は500年。歴史の重みなのか、そばに立つとすごいパワーを感じます。
パワーをもらいたくて行ったわけではないんだけど、このカツラと水の音、周りを囲む緑や鳥のさえずり
などがここの雰囲気をさらに良いものにしていると思います。
妖精でも出てきそうなくらいの幻想的な雰囲気です。
冬の落葉期も美しい
たまにこのような珍客も現れます。
神社の敷地に入る手前では、このような風景も楽しめます。
皆さんも是非、自分だけの「マイツリー」を探してみてください!